元迷惑系YouTuberとして知られていたへずまりゅうさんですが、現在は政治活動にも携わるなど、活動の幅を広げています。本名・原田将大という名前を使うようになった背景や、最近の出来事を整理してみます。
本名「原田将大」に関する変遷
へずまりゅうさんは、2024年12月に活動名を「へずまりゅう」から本名の「原田将大」に変更すると発表しました。理由として、悪名が強く、謝罪や反省をいくらしても「へずまりゅう」という名前が常に邪魔をするとの思いがありました。
しかしその後、2025年1月には再び活動名を「へずまりゅう」に戻しています。これは、父親から「悪名で売ったのだから責任をもってこの名前を良いものに変えていけ」という言葉を受け、それを受けての決断です。
改名の理由と家族の関係
本名に戻すことを決めた際には、家族、特に父親との関係が大きな要因でした。父親からの「家族や親戚に迷惑をかけている」という指摘に対し、へずまりゅうさんは責任をもって名を引き受け、名前を変える行動をとるべき、という思いを持っています。
また、通名使用の許可が奈良市議会で認められ、本名と通名（へずまりゅう）の両方で活動する体制を整えたことも報じられています。
政治家としての最近の動き
へずまりゅうさんは2025年7月、奈良市議会選挙に無所属で出馬し、見事当選しました。現在、奈良市議会議員として活動しています。2025年9月12日の定例会では市長に対して強い口調での一般質問を行い、「どのツラ下げて市長をやっているんですか」と発言し、議場を騒然とさせる場面がありました。これに対して、市議会から「厳重注意」の処分を受けています。
通名使用と名前の表示許可
議員としての名札等で「へずまりゅう」という通称を使うことについて、奈良市議会で「通名の許可」が下りました。これにより、正式には原田将大という本名を持ちつつも、「へずまりゅう」という名前で活動を続けることができるようになっています。本人は、「悪名を美名に変えて見せる」という意気込みを語っており、名前に対する姿勢に変化が見えます。
過去のYouTuber時代からの事件歴
へずまりゅうさんは「迷惑系YouTuber」として、窃盗罪・威力業務妨害罪など複数の有罪判決を受けた事件歴があります。スーパーマーケットで売り物の魚を会計前に食べたり、店の商品を返品しようと騒いだり、といった行為が原因です。これらの過去の行動が、「へずまりゅう」という名前のイメージや改名を考えるきっかけにもなっています。
名義変更とイメージ刷新の試み
活動名を本名に変更したいという試みは、ただ名前を変えるだけでなく、これまでの悪名を清算し、イメージを変えたいという強い意思が背景にあります。活動名を戻したのちは、「奈良市議として公人として責任を持つ立場」であることを意識した発信を増やしていることが見受けられます。
まとめ
へずまりゅうさん、本名・原田将大としての活動は、「名前」「過去」「責任」「改革」というキーワードと密接に結びついています。名前を変える／改名することは彼にとってただの形式ではなく、自らの言動と向き合うための手段でもあります。奈良市議としての発言や処分など、今後の活動も注目されています。
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